登場人物紹介(第一章)
サクラ・ジュンタ |
本編の主人公。ある日突然異世界にやってくるまでは、極々普通の高校生だった少年。 何かとトラブルに遭遇しやすく、異世界に来てからはリオンに報復を宣言され、猫になったサネアツからは救世主なのだと言われる。本人としては、そんな展開は望んではいないといいつつ、早々に順応していく。 |
リオン・シストラバス |
鮮やかな紅髪と瞳を持つ、正真正銘の大貴族のお嬢様。騎士姫。 高飛車かついつも自信満々な態度を崩さず、騎士として凛とした姿と、淑女としての優雅さを併せ持った完璧な美少女。基本的には誰彼構わずに、一定の礼儀を持って接するが、ジュンタとは出会いが最悪のために、剣呑(一方的)な仲に。剣の腕はピカイチ。 |
サネアツ |
白いふわふわした、愛らしい子猫。その実、かつては人間でジュンタの幼なじみだった。 自称・普通人。他称・変人。おもしろいことや珍しいことが大好きで、自ら率先してそれらを引き起こす。それにことごとくジュンタを巻き込むため、ジュンタからは悪友の称号をもらっている。異世界においては猫の姿で、サポート役に徹する。 |
ユース・アニエース |
リオン付きの従者。クール過ぎるところを抜かせば、リオン以上に完璧超人な美女。 リオンのメイドであることに誇りを持ち、主のためなら他者を犠牲するやり方でも、目を瞑る。また、ゴッゾに対しても並々ならぬ敬意を抱き、リオンにすら内緒で、何かを一緒になって画策することも。メイドの嗜みとして、魔法を扱う。 |
ゴッゾ・シストラバス |
リオンの父にして、商業都市ランカを治める大貴族、シストラバス家の現当主。 騎士の名家であるシストラバス家の当主だが、本人は剣を振るうよりも領地の経営や、王宮内の政争の方が得意。紳士然とした微笑みの下で、もの凄いことを考えているタイプ。商才に関しては右に出るものはいないとされるほどの傑物だが、娘には弱い。 |