あとがき



 このページに目を通してくれたあなたに大感謝です。まさらおです。

 さて、間章を読んでくださった方はお気付きかと思いますが……これって王道でしょうか? 
 いや、王道っぽさを意識して書いてるんです。王道小説が書きたいです。でも…………これは異世界召喚物の王道ではないのではないでしょうか?

 異世界召喚物の王道は、異世界で元の世界に戻るために奮闘するって形だと自分は思ってます。その辺りの関連づけで物語りが進んでいき、元の世界と異世界とで悩む主人公を描くのは王道のはずです

 異世界召喚物は大好きなんですが、自分は『異世界なんてワンダフルな場所、行ったら帰ってこないでそっちでがんばれ〜』と、思わず言ってしまいたくなる人間です。そんなわけで、できあがったのが間章での設定です。

 バイブル主人公のジュンタは、現実世界に帰ろうとしません。向こうでがんばって生きようとします。そんな中で異世界での事件に巻き込まれていく、そんな作品を書きたかったのです。
 だからたぶん、これは異世界召喚物の王道ではないのでしょう。ノリとしては、異世界ファンタジーの王道という感じになります。あまり王道を意識しなくてもいいのかも知れませんが、そこはイメージなので。


 と言うわけで、王道異世界ファンタジー小説『新世界のバイブル』間章をお送りしました。読んでいただき、誠にありがとうございます。


 間章は終わり、これでようやく二章『旅人は求めた』へ突入します。
 先はまだまだ長いですが、どうか末永くお付き合いください。


                                      by まさらお







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