あとがき
バッドエンドとわかっていながら最後まで付き合ってくれたあなたは最高。まさらおです。
第三部を始める前に語らなければならなかったストーリー。
これまで本編で幾度となく登場した『オルゾンノットの魔竜』のお話と、先代竜滅姫カトレーユ・シストラバスの真実でした。
過去話ということで、その結末はすでに描かれた通りのバッドエンド。
この終わりがあったからこそ、それぞれのキャラクターたちの戦う理由が生まれました。
そして、ジュンタやリオンといった主役たちに与えられた宿命と、決まってしまった第二部における結末がありました。
仕掛けられた神の手と『始祖姫』たちの関係性は、第三部へと引き継がれていきます。
そういう意味では過去と未来とを繋ぐ答えのお話。これを踏まえた上で、いよいよ第三部が始まります。
主人公は再びジュンタに。ヒロインは『彼女』に。
これまでのキャラクターと新しいキャラクターとが入り交じり、『救世』を巡る戦いは始まります。
では、第九章『堕ちた翼』でまたお会いしましょう。
間章Uも最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
by まさらお
戻る / 小説TOPへ